第1話 36歳の転機

2009年04月28日

 

私は俗に言う高齢出産で、一人息子を出産した。

36歳の時であった。

それまでずーと仕事をしてきたので、出産を期に生活が一変したと言っていい

この子は後に正文君と名付けられた。


彼のお父さんが仏教語の中から「八正道」
これは、お父さんの名前の利正の正ともかけられている。
それに、文殊菩薩知恵を象徴するところから「正文」とすばらしい名前がついた。



彼は、私に超親孝行を二度もしてくれた。


まず一つめは、私の許に子供として生まれてくれたこと。
私が親になれたことなのである。




それまで、主人の仕事をサポートしてきた。
夜間の経理学校に通って簿記の資格も結婚後に取った。
受付の電話番やこまごまとしたこと一切をやりながら、
ずーと会社と関わって、仕事をしていきたいと思っていたのだ。



計画的でない突然の妊娠であった。
お腹が大きくなって来た頃、事務所にも人が育っていたので一切から手を引いた。
出産、子育てにのめり込んでいった。


自分の心境の変化にも驚いたものだ。


妊娠7ヶ月目の時友人宅のトイレで少し出血し、なぜか気になって
タクシーを呼んでもらった。


行きつけの産婦人科病院に行くや、そのまま絶対安静を言い渡され仰天入院となった。

1週間位の入院を経て、気を付けながら、いよいよ間近となり



1986年9月21日正文君はこの世に生をうけた。

もう一つの親孝行は、次の機会に・・・・






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Posted by nagai@福岡 at 08:00 │母としての目覚め