第16話 地球家族を創る!!
「常識をいかに破るか」
これが
今のテーマだ。
前倒しに早寝、早起きを言われるがやることでないので、
どう生きるか問われるところだ。
手放さないと先に進めないことも当然起きてくる。
息子は22歳になった。
高校生の時彼にとっての父親は到底超える事の出来ない存在として現れたのだろう。
家出をした。
それも、父親が福大で手術をする時に。
育てのは私。
自分を責めた。
葛藤もした。
会話科学の哲理が私の中になかったら、自分を平静に保つことすら
出来なかったろう。
プログラムの中で、ミーテイングの中で、仲間との会話の中で
いろんなことばと出会い力づけられ、又立ち上がって前に歩き出せたと思う。
その中を通して、我が子という欲を手放したのだ。
そうでなくとも一歩たりとも前にには進めなかった。
容易ではなかった。
「なんで!!!!!」
という不信にとっ捕まったり、被害者になったり、
全てに責任を取れた時
次にどう生きるかが見えてきた。
周りにいる仲間たち、会話を重ねあい話の通じるチーム全員が会話家族なのだと胸おちしたのだ。
「我から我々へ」とよく言われていた頃だ。
我が子、私の愛情を注いだ私の子という欲を手放し、
我々ということが私のことばとなった。
彼にもいつか人間に生まれた可能に目覚めてほしいと意図は持ち続けているが
息子だから特別という思いではない。
私には沢山の子供がいる。
これからもどんどん増える。
無限の母として立場を取らせていただこう。
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