第19話 話し合いは愛!
「話し合いで解決しないことはない」
と、
会話科学は言い切ります。
人と出会い調和する全ての
原点であると実感するのです。
きのうは、息子(21歳)とお父さんである社長と3人で会話しました。
親の意に反し、真実からかけ離れたところで
人生の選択をせまられている息子と話し合うためです。
前日から意図を作り、社長は
D.Cシートを2枚と、
ある紙をコピーするように言われました。
正文君に手渡すためです。
それは彼が何年も前に
「お父さん、お母さんへ」と
お礼とお詫びを数行にわったて書いた
手紙だったのです。
A4の紙は端が
ボロボロになっています。
手渡された瞬間、胸を突かれました。
ことばを大事にするということは、その相手に尊厳を持つとことであることを
身をもって示されました。
当日会った時も、がんばっている彼を承認し、力づけ、顔がほぐれていくのがわかりました。
息子は、自分の考えを何としても聞いてもらいたいという、ムキになることもなく
終始おあだやかに会話が重ねられていったのです。
もちろん、
人生のあり方に関わることでありチャンチャンと方がつくことでは
ありまあせんが、次の会う日程を決めて解散しました。
一番感情がぶつかり合いやすい親子の会話。
いかなる場も
ことばを持つもの同士の尊厳をもって話し合っていけば
必ず、可能が開けてくるのです。
「進化する言葉」のラスト
「認め合い、話し合い、調和します。」
は正に生々しい人生の中で生かされていきます。
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